ビル・アトキンソンさん, 新型 PSX 登場
ビル・アトキンソンさん
ちょっと古い記事ですけど、本当にかっこいいですね、この方。自分の本のためにいろいろ作ってしまうあたりはちょっと Donald E,Knuth 先生を思い出したりしました1。
初期の Mac や HyperCard 自体には僕はそれほど触れる機会がなかった (のでインスパイアされた経験もない) のですが、未だこうしてメディアで取り上げられるほど影響力があった、というのもなんだか納得しちゃいます。
そういえば GeneralMagic というと Sony の「MagicLink」なんてマシンもありましたが、かつて一度だけこれに触ったことあるんですよね。当時 Sony から来ていっしょに働いていた人が昔開発にかかわっていたそうで、一台所有されていたのです2。残念ながらその印象はほとんど忘れてしまっているのですが。
新型 PSX 登場
初代の発売から半年ちょっとで新型ですね。でもハードはまったく同じモノっぽい3。幸いなことに、我が家の初代機も 7/15 のアップグレードで新型とまったく同じ機能が使えるようになるようです。
今回の機能アップの目玉は、
- DVD ダビング時にタイトル4が付けられるようになった
- 単純にタイトルが入れられるようになったのは嬉しいんですが、これまでタイトルなしで焼いちゃった DVD はどうしよう、とか、これからはサムネイルもちゃんとセットしとかなきゃいけないんだなぁ、とか面倒な点も。いっそ今まで通り無しも選べるのかな?
- トランスコード出来るようになった
- 録画時のモード (HQ とか SP とか) と独立してダビング時のモードを設定できるようになるようです。つまり HQ でとったビデオを SP や LP に再エンコードしながらのダビングが出来る、と。さすがにスゴ録のような疑似2パスエンコード機能はないようですが、トランスコード出来るだけでも十分です。今まで通りの無劣化ダビングも当然選べるのだろうし5。分割ダビングが出来ないスゴ録を一気に追い抜いちゃいましたね(…というのは言いすぎか。あちらには2パスエンコード以外にも DVD から HDD へのダビングとか DVD への直接録画とか出来ますからね)。
- チャプターが打てるようになった
- これまでは編集でカットした部分にのみ暗黙にチャプターが設定される、という仕様でしたが、明示的にチャプターが打てるようになる模様。だらだら長いホームビデオを DVD に焼く時などに便利だなぁ。
- BB Navi にようやく対応
- ようやっと BB Navi に対応するのですね。「ダウンロードコンテンツには対応しない」ってのが微妙にわけわからない。
その他、-RW/+RW に追記出来るようになってたりとか UI のデザイン変更、細かいバグ修正などかなり大がかりな更新になるようですね。PSX のアップグレードもこれで一段落かなー。結局、当初「あればいいな」と思っていた機能のほとんどは無償で追加されてしまいました5。逆に、発売から8ヶ月にしてようやく PSX 完成、とも言えるわけで、本当はあまり褒められたものじゃないよなぁ(^^;。