birdミムラさん, 「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」

ミムラさん

と聞けば、普通は「さまぁ〜ずかよっ!」と思うもんだと思ってたんですが (俺だけか…)、「にごらせ旨茶」の CM に出てたちょっと面白い感じの色白の美人は「ミムラ」さんというんだそうですね。今日初めて知りました。カタカナ書きで「ミムラ」のみ、という芸名は、女優さんの名前としてはなかなかインパクトがあります。最近いろんなところでよく見ますな。富士通のケータイの CM、「見られたくない編」なんかかなり大好き (あんまり最近じゃないか)。
「ミムラ」は別に三村とは関係なくて、ムーミンに出て来るサブキャラの名前から取ったのだそうな。

「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

ご存じハリーの4巻目。面白かった…。

ついこの間読んだ「アズカバンの囚人」が、ハリーの両親やスネイプ先生の過去を中心に扱ったどちらかというと「物語の厚みを増すエピソード」だったのに対して、「炎のゴブレット」ではそこでまかれた種が大きく「今」に影響し、ハリーの物語が一気に前進しています。

アズカバンには大きなイベントがなかった1のに、炎のゴブレットにはワールドカップあり、三校対抗試合ありと、イベント盛りだくさんなせいもあるのでしょう、それに僕としてはクラム、ハーマイオニー、ロン、フラーと、ハリー、チャン、セドリックのほのかなコイバナのせいもあって、とても充実した巻だったと思いました。

そういや引いた伏線を拾うことにはいつもかなり徹底的なローリングにしては、ハーマイオニーの「S.P.E.W (ゲロ・笑)」について後半まったく言及がないのはちょっと意外でした。ハーマイオニーやロンの中ですっきりカタがついたようには思えなかったんですけれども。

僕の中での「マッド-アイ・ムーディ」のイメージは、何故か「銃夢」に出てきたマードックさん2でした。謎!

birdビープ音, MRTG, 紙のように薄い太陽電池

ビープ音

Kernel を何度かバージョンアップしているうちに知らぬ間にビープ音がならなくなっていたんですけれども (今まで全然気がつかなかった・笑)、最近の Kernel 2.6 では「CONFIG_INPUT_PCSPKR」というオプションが「y or m」でないとビープ音がならないのですね。
menuconfig の場合は「Device Drivers」→「Input device support」→「Misc」(選択肢がオープン)→「PC speaker support」にあります。

MRTG

僕の普段使っている PC の、ネットワークトラフィックや CPU load、memory や HDD の空き状況などを MRTG で監視するようにしてみました。これで僕がいつ PC を使っているのかがバレバレに!(笑。

紙のように薄い太陽電池

変換効率 28.5% だって!オドロキ!
その薄さと効率でドカンと普及してくれたりすると世界が変わっちゃうかもしれないなぁ…。

birdこないだのオレンジデイズ, Movable Type と tDiary, 電車男

こないだのオレンジデイズ

またしてもバレーボールで30分遅延。でも我が家では前回の失敗以降、必ず1時間余計に録画するようにしてたから大丈夫さっ!へへーん<って何威張っとるねん(笑。
そういやこのドラマは結構くっさい台詞てんこ盛りなんですが、あゆみさんがとてもサブそうにしてました。「くさい台詞免疫」は僕の方が強いらしい(笑。
来週はいよいよ「海岸で『好きだーっ!』絶叫」ですよ!アホかっ!(笑

Movable TypetDiary

Blog ツールをいくつか物色中。Movable Type (以下 MT) は free バージョンの商用利用が禁止されているのですね。今は ver.3 が出るか出ないかの微妙なタイミング。ちょっと使ってみたいけど…。

で、tDiary+BlogKit を使ってみました。今回出来れば MT のように「posted by ホゲホゲ」のような運用がしたいと考えていたんですが、tDiary は何しろ日記なので、書き込む人は原則一人と想定された作りになっています。一応、tdiary.conf に

@multi_user = true  

と書くことで、複数のユーザでの運用時にセクションタイトル (『Movable Type と tDiary』の部分) に「[ユーザ名]」という形で誰が書いたかを埋めこんでくれる機能はあるのですが、blog スタイルや blogwiki スタイルではサポートされていないようでした。ココのような表示が理想的なんですけどね。

とりあえず今はソースをホゲって適当にごまかしていますが、まっとうなやり方をご存じの方おられましたらぜひ教えてください。

電車男

やじうま Watch より。あゆみさんといっしょにこんな時間まで夢中で読んでしまいました。面白かった…。

bird「第六大陸」, 「星の速さで駆けてく」, 最近のマンガ, そうそう

「第六大陸」

第六大陸〈1〉

第六大陸〈2〉

こないだの「SF が読みたい!」でも大人気で、何故か坂村健教授絶賛のこの本をまたしても SAK に借りて読みました。日本の民間企業が悪戦苦闘しつつ月に建物を建てるという話。小川一水著。

「出来るだけ現実的に」とか「ちょっと背伸びすれば今でも人類は月に行ける」なんて書いているわりに、僕にはその技術考証にそれほどリアリティがあるようには思えませんでした。だって計画のキーとなるパーツがことごとく SF なんだもん。トロフィーエンジンしかり、マルチブルしかり。単に有人宇宙機を打ち上げてから、一般人を乗せられるレベルに達するにも相当なギャップがあるんじゃないかと思いますが、そのへんもあっさり省略。小川さんは「現場主義」なんて言われていますが、この話に関しては、「人を動かす」という面での力学にあまりにも現実感がなかったように思うんですが、みんなそうは思わないのかしら?モノは力を加えれば簡単に動くけど、人を動かすのは大変ですよ。あんな風にみんなが一つの方向を向いて一気に動き出す、なんて状況は、10人くらいまでの小集団ならいざ知らず、超巨大工事を請け負う大手建設会社の動きざまとしては甚だリアリティに欠けると僕は思いました1

さて。あまり深いものを求めずに単純に SF として読むと、恋あり、努力あり、根性ありでとても面白いお話だと思います。恋愛成分はちょっと過多…かも。特にこないだの「マルドゥック」と比較すると。「マルドゥック」はすごく男の子っぽい話だと僕は思うんですが、こちらはどちらかと言えば女性的な話だと思いました。新井素子さんの初期のころの SF 話なんかとイメージが近いような。コバルトちっく、というか。妙ちゃんが月を目指した理由、なんてのは、ある種とても少女まんが的展開でしょー。

この話はかなーりサービス精神旺盛で、「そっちのテーマだけで一冊書けるよ!」というようなネタが最後に盛りこまれてたりするんですけど、これをここに盛り込むのは諸刃の剣のような気がしますね。テーマがぼやけちゃう危険性が。この辺は SAK 氏と同意見。

「星の速さで駆けてく」

星の速さで駆けてく

あゆみさんと、「谷川さんは長編より短篇の方が良いね」という意見で一致。どうしてこの人は長編になるとあードロドロな話になっちゃうんだろう…(笑。ちなみにこれは短編集。とてもよかった。

最近のマンガ

他に最近読んだのは、「BASTARD 23」とか「花よりも花の如く 2」とか「デーモン聖典 3」とか「ちさ×ポン 5」でしょうか。BASTARD はもー何が何やら。そういや「全体の90%以上を新作画」したという「完全版」の存在を知りびっくり。高河ゆんの「恋愛」みたいな感じなのかなー(笑。「花よりも〜」の後書きマンガを読んでいて猛烈な既視感ががが。ノリが「風光る」とおんなじでは。どちらも凝り性、ということなのでしょうか。「デーモン〜」は話としては面白いけど (逆行症候群で思い出すのはやっぱりシュライクでしょう)、全体に雑っぽい (絵もネームも) のが僕はいまいち。でもこの人の話はいつもこうかも。
「ちさ×ポン」はいかにもヤンジャンっぽいお約束エッチマンガなんですが、実は彼らのエッチのシチュエーションが妙にリアリティがあって好き。特に初期のころの普通の高校生がいろいろアホするあたりがとてもリアルでよかったんだが (ポンタくんまともだし。実は青年誌でまともな青年キャラ、というのは極めて貴重な気がする)、物語が展開していろいろ事件が起こるにしたがい、リアルな感じは薄まっているかも。

そうそう

「オレンジデイズ」でサエちゃんが留学してたのは「ジュリアード音楽院」ではなく「ジュリアーノなんとか」らしい。「愛してナイト」かよ!…って古いか(笑。

bird「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」, IE6 と SSL とダウンロード

「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3)

ハリー・ポッターは2巻までしか読んでいなかったので、夏に映画が公開されるタイミングでもあり、妹に借りて読みました。

話としてはいつもの「ハリー」なんですが、1巻のトラップ群や2巻のバシリスクとの戦いのようなアクションシーンがなく、よりミステリー色が強いような印象を受けました。それにしても、「ダーズリー家からハリーが救われるかもしれない」という展開を見た時につい、「いや、それは『ハリー・ポッター』という物語的にあり得ないだろう」と思ってしまった。しかも事実その通りになってしまってちょっと苦笑。ハリーってそのくらいお約束的要素の強いお話なんですよね。

僕としては、ハリーが深い理由もないように見えるのに先生との約束をじゃんじゃん破ってしまうのがちょっと気になりました。ホグズミード (だっけ?) ってそんなに魅力的な場所なのかな?

個人的に一番泣けたのがニンバス2000の最後だったりして(笑。

IE6 と SSL とダウンロード

この話は前に一度書いたかもしれないんですが、IE6 で SSL 経由でサーバ上にあるバイナリファイルをダウンロードさせようとした場合に、サーバからの返答に「Pragma: no-cache」ヘッダがついているとうまく保存出来ないことがあるんですよね。「Pragma」以外の「Cache-Control」や「Expires」ヘッダなどは大丈夫。
何度かハマっているのにこないだまたハマってしまいました。学習しないなぁ…。

birdMiniDNS

MiniDNS

が昨日から断続的に止まっているようですね。何かあったのかな?

bird「太陽の簒奪者」, Opera 7.5, cannadic 0.95b

「太陽の簒奪者」

太陽の簒奪者

またしても SAK に借りた野尻抱介さんの本。いわゆる「ファーストコンタクトもの」の SF です。ホーガンの「星を継ぐ者」やクラークの「宇宙のランデブー」、ちょーっとイーガン「宇宙消失」なんかも彷彿とさせるハード SF なんですが、ホーガンよりさらに悪ノリが過ぎるというか、ご都合主義的というか、科学的に困難と思える問題があっさり解決しすぎ、という気が。

とはいえ、とても楽しく読みました。残りページ数が減ってきてもなかなか物語が収まらず、「もしやこの話はこのままの形でラストなのか?!それはそれで結構新しいが、読後感は最悪かも…」なんて思っていたら、しっかりきちんとオチがついていたので一安心。SAK はこの取ってつけたようなラスト付近の展開が逆に興醒めだったとか。その気持ちはなんとなく分かるけどね。

エピローグの位置づけは僕もよく分からん。

Opera 7.5

早速ダウンロードして使ってみています。7.23 からの変更点で目立つところとしては、

  • デフォルトスキンが変わった。
  • ブックマークに favicon.ico が反映されるようになった。
  • 無料版の広告が「ADs by Google」になった。
  • レンダリングがさらに高速化した?

というところ。deb パッケージを単純に上書きインストールしただけで問題なく動作しています。ブックマークの上にある「View」メニューについた目のアイコンが恐いよー。

cannadic 0.95b

canna の辞書が馬鹿すぎるので、cannadic を導入してみる。少し改善したかな?

birdPSP 登場

PSP 登場

PSP のメカニカルスペックがほとんど全て公開されました。加えてソフトも。
今まで、HDD も持たない、電池もそんなに持つわけじゃない PSP の存在意義が正直言ってよく分からなかったんですが、「CPU リッチ、インターフェイスリッチな汎用メディアプレーヤ」と考えると意外にすっきりするような気がします。何しろあれだけ大きなディスプレイと MPEG4 AVC デコードまで出来ちゃう CPU を持っているわけで、UMD、USB、802.11b でデータストリームさえ流し込んであげればいつでもどこでも高品質な AV 鑑賞が出来る存在に成長したりすると結構魅力的かも。
とはいえ、そういう状況が整うのははるか未来の話 (一生来ない可能性の方が高い・笑)。当面の最重要コンテンツがゲームであることは間違いありません。
ところでニンテンドー DS ってゲームボーイアドバンス SP よりも画面が狭くなっているような気がするんですが、気のせいですよね…?ボディが大きくなったから相対的に小さく感じるのかなぁ…。

birdオレンジデイズ

オレンジデイズ

日曜9時から TBS で放送している「オレンジデイズ」を見てるんですが1、先週はバレーボールの中継が延びたせいでラスト10分が録画出来てなかった!ショック!
事前にちゃんとテレビ情報を調べて、バレーボール中継には「延長の可能性あり」の表記がないことを確認したのに…(同じ日の野球中継にはちゃんと「最大30分延長の可能性あり」と書いてありました)。ひどいよ TBS。
とゆーわけで、ちゃんと全部見た人いらっしゃいましたら、あかねちゃんがコテージに「トイレに行きたい」と来てからのあらすじを教えてください!よろしくお願いします!!ぜひ!!!
p.s. 先週のデカレンジャーは燃えた…。燃えまくった…。

bird47氏逮捕, 追記 (5/15)

47氏逮捕

うーむ。誰かが書いていた懸念が現実のものに。

追記。「誰かが書いていた」のソースはこちらです→「白田秀彰 の 「インターネットの法と慣習」 第2回 匿名発言について

追記その2。

まとめよう。Winny Ver. 2のようなP2P型匿名発言ソフトウェアが創り出す言論空間は、アーキテクチャ的に匿名発言がデフォルトとなるような世界である。それは、ネットワークの伝統的価値観に合致するし、現実世界での状況を反映したものにすぎない。一方、事実として保障された匿名性のゆえに、低廉な費用で大量のメッセージを送出できるというネットワークの利点が濫用される危険が大きい。仮にそうなれば、Winny Ver. 2どころか匿名発言それ自体に対する批判が勢力を増すことになるだろう。そこにおいて、「発言者のプライバシー保護」という個人的価値は、匿名発言の濫用から生じる社会的害悪との比較衡量の上で説得力を失う可能性が高い。そうなれば、Winny Ver. 2 が潜在的に持っていた、「民主主義的価値に貢献する」という匿名発言の社会的価値まで失わせてしまうことになる。

今回の件は、(京都府警の強引さがちょっと目立ちますが) まさに上記引用文の流れに沿ったものだと僕は感じました。

上記文書にもあるように、ネットワークには本質として匿名性はない以上、その匿名性は制度として (今の現実としては特定の私人、私企業に依存して) しか存在し得ません。かつて2ちゃんねるが本当に匿名掲示版だった時、ひろゆきは散々裁判で負け、結果自らを守るために匿名性を制限せざるを得ませんでした1。日本では、権利を侵害された人を保護するために「匿名性を維持している」存在に責任を認める、という判例が既にあるわけです。

47氏が、ひろゆきと同じように匿名性を制限する、または権利侵害に対する有効な対策を行っていれば、「Winny は単なる道具。中立なもの」という主張にも説得力があったでしょうが、各所で報道されている通り、権利侵害を知りつつそれに対する対策を全く行っていなかったとすれば、「幇助」と取られても不思議ではないんじゃないかと僕は思います。「幇助」は強引過ぎるにせよ、いつかはかつての2ちゃんねると同様に権利侵害を受けた企業などから訴訟を起こされ、公の場にひきずり出された上で負けたでしょう2

ちょっと矛盾を感じるのは、「匿名制度の維持者」が責任を問われるのはその実際の権利侵害者が特定できないからだとすれば3、「Winny の仕組みは解明した」と言い切っていた京都府警自身が、「匿名制度の維持者」の逮捕に踏み切った点です。「Winny 利用者の逮捕」「47 氏の逮捕」の順序に、ライト・犯罪者の意気をくじく演出があった、と見るのはうがちすぎでしょうか4

なお、上の話を読めば明らかだと思いますが、僕は今回の一件に関して、「制度としての匿名性を維持しようとしていたかどうか」がかなり重要な意味を持っていると考えているので、この件をそのまま「Web サーバの作者は逮捕かよ」「anonymous ftp ソフト製作者は逮捕かよ」「IP ネットワーク作った奴は逮捕かよ」と拡大していくのはナンセンスだと思います。それらのソフトウェアは本質的に匿名性を持ちませんから、違法な使い方をした利用者を特定して裁けば良いだけです。

追記 (5/15)

47 氏をサービス提供者/管理者として見る見方は強引過ぎる、という意見を見掛けました5。言われて見れば確かにその通り。というのも、Winny の匿名性もせいぜい「誰が放流したのかが分からない」程度のものであるらしく、報道されているように個々のノード (これは匿名ではありません) が共有しているファイル一覧が得られるのであれば、匿名アップローダと同じように各ノードの管理責任において違法ファイル公開を咎めることも現実的に可能なように思えるので。そういう状況だとすれば、47 氏を逮捕する、という京都府警の今回の行動は警察の取るべき行動としては的が外れていますね。47 氏を逮捕したところで Winny ネットワークは止まりませんから。アメリカでの例などと同じように、個々のノードを管理している人達の責任をきちんと問うていかなくては事態は改善されないでしょう。

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