次世代 PS に BD が搭載されることの意味, 「パーキー・パットの日々」, リンク元
次世代 PS に BD が搭載されることの意味
先日、次世代 PS に BD が搭載されることが正式に発表されたわけですが、このことの意味をふと考えました。
BD は基本的に HD 世代のメディアです。となると、次世代 PS も HD 出力を標準的に持つのでしょうね。2005 年以降に登場するハードウェアなのだから当然か1。
しかし、HD Only (D4 必須など) ということは 2005 年〜 2006 年くらいの状況ではありえないでしょうから、多分旧来の SD 用出力 (S 端子やコンポーネント出力) も当然持つでしょう。となると、次世代 PS は必然的にダウンスキャンコンバータ HD、SD 解像度の画像を双方適切にスケーリングして出力可能な仕組み2を内蔵しなければいけないことになる?3。
このことは、コストがかかってヤな感じ、という面もありつつ、実は「自然とフル・スクリーン・アンチエイリアスがかかっておいしー」というような面もあったりするのかなぁ。PS2 はハード的にはアンチエイリアスが行えなかったため、しばしばジャギーが目立つと指摘されてきました。次世代 PS では基準となる解像度が例えば 1920x1080 だったりして、それをダウンスキャンコンバートスケーリングして SD に出力すれば、ジャギーとは無縁な高品位な画像が出力出来そうです。グラフィックチップ側にフルスクリーンアンチエイリアスがいらなくなる!?フル HD ディスプレイにばっちり出力する場合はあいかわらずジャギーが見えてしまうかもしれないけど…(笑。
いっそ VRAM 上の解像度と出力解像度を完全に分離してしまって、変換時に常にそれなりに賢い変換がかかるようなハードにしちゃう、というデザインだとシンプルになったりするかな。どっちにしろ SD 解像度で作られたソフトも HD ディスプレイに出力したりしなくちゃいけないわけだし、それならいっそ HD 以上の解像度も指定可能にしておいて、そういう解像度を選べばフルスクリーンアンチエイリアスがかかります、とか。それだとこんどはソフト側が大変か…。
「パーキー・パットの日々」
ディックは「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」以来2冊目ですが、この本の印象としては「うまい作家」だなぁ、という感じでした。想像してたほど独特でもエキセントリックでもなくて、思ったよりずっと器用な人という印象。
書かれた時代のせいか、やたらと全面核戦争を前提にしたお話が多いのが面白かった。当時想像されていたような全面核戦争は起きなかったわけですが、核は着実に世界に分散して、実はあのころよりも脅威の度合は増しているのかも。
リンク元
とうとう壁紙マニアの人から凝った「死ね死ね」コメントをいただいてしまいました4。確かにここのところ、急速に「壁紙」「画像」系の検索ワードでヒットすることが増えていましたから、ある意味当然かも。
というわけで当面リンク元表示を止めます。これで壁紙スパイラルが収まってくれると良いのですが…。